2016年10月16日日曜日

ほめる才能



私は「ほめること」について苦手である。
友達や家族だけでなく、自分に対しても悪いところに注目してしまうことがあるのだ。良くとらえればそれは「謙虚な性格」かもしれないが、「明るい性格」にはなれないかな・・・と思う。
特に子どもとかかわっていて、どうしてもほめるところが見つからない、どうほめたらよいか分からないという時がある。そんな時は、「よいところ」+「ネガティブなこと」+「その子の頑張りを丸ごと認める」を考えるとよいらしい。

でも「ネガティブなこと」を最後にしてしまうと、ずいぶん印象が変わる。
例えば、文章を書くのが遅い子が先生から「ほんとに丁寧だね。先生、あなたの一生懸命な姿が大好きです。でももっと早く書けるともっと良いね。」
と言われた場合と、
「とっても丁寧に書いているんだね。確かにもっと早く書けると良いけど、一生懸命書いているあなたが先生は大好きです。」とどちらが嬉しいだろうか?
言葉の順序を変えるだけでも受け取る側の印象がぐっと変わる。

「自分は良いところを見つけるのが得意かな。」と思う人がいたら、それは立派な才能なのでぜひ大切にしてもらいたい。ほめられて悪い気になる人はおそらくいない。
しかし、ほめ方によっては相手を傷つける場合もある。当然、その人がどんなところに力を入れて頑張ったのか、すこし細かいところを観察することも必要になってくるだろう。

まずは、友達や家族同士で互いにほめあう時間を毎日1分くらい作ってみてはどうだろうか。最初は恥ずかしいが、続けることで、自分の、相手の良いところを見つけたり、ポジティブに考えたりする習慣がつくと思う。

意外と注目されていない「ほめる才能」、意外と奥が深い。

(サポーターP先生)


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